
飲み会で太る原因を徹底解説【ダイエット中の飲み会は乗り切れます】

慶應義塾大学→三井住友信託銀行→ライザップトレーナー
現在、松本市村井でPersonal Gym I’m(パーソナルジムアイム)経営中の佐々木駿(@shun_sasaki_1994)です。
これまで100名以上の方のダイエットを成功に導いています。

・ダイエットをしたいけど飲み会が多くて痩せられない
・飲み会が多くてもダイエットはできるの?
・飲み会の時はどんなことに気をつけたらいいの?
今回はこんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事の「飲み会で太る原因5選」を理解し、「ダイエット中の飲み会対策3選」を実施することで、飲み会があっても挫折せず痩せることが出来ます。
実際僕が担当しているクライアントの方の中でもお酒を飲む方がいらっしゃいますが、サイズダウンも体重の減少も見られます!
ダイエットを成功させるには、お酒を飲まないのがベストということはお忘れなく!
飲み会で太る原因5選
そもそもどうして飲み会が多いと太ってしまうのでしょうか?
- カロリーが超過しやすい
- 糖質+脂質の摂取になりやすい
- アルコールにもカロリーがある
- アルコール摂取により脂肪分解がストップしてしまう
- アルコール摂取により食欲が増してしまう
1.カロリーが超過しやすい
ダイエットの基本は「摂取カロリー<消費カロリー」にすることなのですが、外食では油の量が結構多くなりカロリーがオーバーしやすいです。
脂質というのは三大栄養素の中でもカロリーが高いので注意が必要です。
糖質:1gあたり4kcal
タンパク質:1gあたり4kcal
脂質:1gあたり9kcal
おかわりし放題のキャベツがあると思いますが、あれって結構ヘルシーそうですよね。
ただ、ごま油が使われていることが多いので、カロリー超過しやすいです。注意していきましょう!
2.糖質+脂質の摂取になりやすい
基本的に糖質と脂質を同時に摂取すると太りやすいです。
糖質を摂取するとインスリンという筋肉の合成と脂肪の合成の役割を持つホルモンが分泌されます。
糖質と脂質をセットで摂ることで脂肪合成がどんどん進むというイメージです。
糖質と脂質の組み合わせは、ラーメン、カツ丼、ピザなどが挙げられます。
「お酒を飲む時は糖質を摂っていないよ!」と思う方もいるかもしれません。
そういった方もお酒に含まれる糖質量に注意していきましょう!
糖質がゼロのお酒
→ウィスキー、焼酎、ハイボール、糖質ゼロ系のお酒糖質が少ないお酒
→辛口のワイン糖質が多いお酒
→ビール、日本酒、梅酒、カクテル系
例えば、鳥皮とビールを飲むことで糖質+脂質の組み合わせになってしまいます。
3.アルコールにもカロリーがある
アルコールは1gあたり7kcalあります。
先ほども三大栄養素のカロリーを書きましたが、脂質に次いでアルコールはカロリーが高くなります。
ビールのカロリーの計算方法
ビールには糖質がおよそ11g含まれるので、11×4=44kcal。
そしてアルコールのカロリーを出す必要がありますが、そのためにまず純アルコール量を計算します。
純アルコール=容量(ml)×アルコール度数(%)×0.8(アルコール比重)
ビール350mlの場合、350×0.5×0.8=14
アルコールのカロリーは14×7=98kcal
糖質のカロリーと合わせると44+98=142kcalとなります。
142kcalを消費するには40分間ウォーキングする必要があります(体重70kgで時速4kmで計算)。
アルコールはエンプティカロリーと表現され、熱として利用されるからカロリーにならないと言われていますが、これは間違いです。
熱としても利用はされるのですが、一定量を超えると脂肪として蓄積されてしまうのです。
4.脂肪分解がストップする
アルコールはお酒を飲んだ後、すぐに分解されてエネルギーとなるのですが、飲みすぎると脂肪蓄積につながります。
というのも、アルコールを分解している間は脂肪の燃焼がストップしてしまうためです。
お酒を飲みながら、焼き鳥、ポテトサラダ、ホルモン焼き、豆腐など、食べますよね。
それらはカロリーとして使われることなく、脂肪として蓄えられてしまうんです。
考えただけでもゾッとしますね。
5.食欲が増す
食欲が増す原因は以下の3つがあげられます。
・レプチンの抑制
・胃酸の増加
・糖質を欲する
レプチンの抑制
レプチンとは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、満福中枢に作用して食欲を抑えるホルモンです。そのホルモンが抑制されるので食欲が増加してしまうんです。
胃酸の増加
アルコールを分解する際に胃酸が分泌されます。しかしアルコールは液体なので、分解する必要がありません。
ではどうなるかというと、胃に負担をかけないために脳から「食べ物を送り込め!」という指令が出ます。
これによって過食に走ってしまうんです。
糖質を欲する
アルコールを分解するときに体内の糖がエネルギーとして使われ、体は低血糖状態になり糖質を欲します。
〆のラーメンが欲しくなる理由もこのためです!!
ダイエット中の飲み会対策3選
ダイエット中の飲み会ってどうやっても太ってしまうかと言えばそうではありません。
対策することで、ダイエットを成功に導くことができます。
- 糖質の少ないお酒を飲む
- 水を大量に飲む
- おつまみを低脂質高タンパク質
1.糖質の少ないお酒を飲む
先述したように白米などの糖質を摂っていなくてもお酒から糖質を摂っていたら、意味がありません。
焼肉に行った場合、お肉で脂質を摂ることになりますよね。そこで糖質の少ないお酒を選ぶことで「糖質+脂質」を避けることが出来ます。
糖質の少ないお酒を選んでいきましょう!
糖質がゼロのお酒
→ウィスキー、焼酎、ハイボール、糖質ゼロ系のお酒
糖質が少ないお酒
→辛口のワイン
糖質が多いお酒
→ビール、日本酒、梅酒、カクテル系
2.水を大量に飲むこと
アルコールを分解するために体内の水分量を多くすることが不可欠です。
アルコールには利尿作用があり、体内の水分は尿として外に出てしまうため、飲み会では確実に体内の水分が少なくなっています。
この状態ではアルコールの分解は進みません。
飲んだお酒と同等の水は確実に飲んでいきましょう!
ちなみに翌日もいつもより多めの水を飲めるとベストです。
男性は3.5リットル、女性は2.5リットルを目安に飲んでいきましょう!
3.おつまみは低脂質高タンパク質に
避けるべきは繰り返しお伝えしているように「糖質+脂質」です。
そこでおつまみは「低脂質高タンパク質」のものを選んでいきましょう!
オススメの低脂質のおつまみは以下の通りです。
鶏のささみ、赤身のお肉、赤身の刺身、エビ、イカなどの魚介類
卵や豆腐も悪くありませんが、脂質も多くなるため量に気を付けていきましょう!
ちなみに焼き鳥1本あたりのカロリーは以下の通りです。
皮 (たれ):161kcal
手羽 (たれ):113kcal
もも (たれ):97kcal
つくね (たれ):91kcal
ねぎま (たれ):80kcal
はつ(たれ):72kcal
レバー (たれ):41kcal
砂肝 (塩):34kcal
軟骨 (塩):24kcal
簡単!栄養andカロリー計算より引用</s
この中ではレバー、砂肝、軟骨を選んでいけると良いですね!
上のもの以外にもささみは1本あたり約40kcalなので、非常にオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
ダイエットをするうえで、飲み会でお酒を飲むのは好ましくはありません。
ただし、付き合い方を知っているのと、そうでないのとでは結果は変わってきます。
今回紹介した方法で、ダイエット中の飲み会も乗り切っていきましょう!
飲み会で太る原因は5つ
1.カロリーが超過しやすい
2.糖質+脂質の摂取になりやすい
3.アルコールにもカロリーがある
4.脂肪の分解がストップする
5.食欲が増す
ダイエット中の飲み会では3つのことを意識する
1.糖質の少ないお酒を飲む
2.水を大量に飲む
3.おつまみは低脂質高タンパク質にする
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佐々木 駿(職業:パーソナルトレーナー)
慶應義塾大学を卒業後、大手金融機関に就職するも働き方に疑問を感じ半年で退職。
その後RIZAPを経て、独立。
年間100万円以上の自己投資から得た知識を基に、ダイエット、機能改善を指導しています。
資格: NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
日本タイ古式マッサージ協会プロフェッショナルセラピスト
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