
筋トレを始めると風邪を引きやすくなる【風邪の予防法、対処法もお伝えします】

慶應義塾大学→三井住友信託銀行→ライザップトレーナー
現在、松本市村井でPersonal Gym I’m(パーソナルジムアイム)経営中の佐々木駿(@shun_sasaki_1994)です。
これまで100名以上の方のダイエットを成功に導いています。

・筋トレを始めてから風邪を引きやすくなった
・風邪を引きづらくする方法を知りたい
・風邪を引いてしまった時の対処法を知りたい
今回は上記のような悩みを解決できる記事を用意しました。
「筋トレは体を強くするから、風邪を引きにくくするんだ!」と思われがちですが、そんなことはありません。
むしろ風邪は引きやすくなります。
「え??そうなの??」と思うか方も多いかと思います。
そこで今回は筋トレをすると風邪を引きやすくなる理由と、対処法について深掘りしていきます。
筋トレをすると風邪を引きやすくなる!
だからこそ、筋トレをしながら風邪を引かない方法実践することが大切!
ぼくは今回紹介する方法を実践してから、ほとんど風邪を引かなくなりました(1年前に1日だけ37.2度の微熱を出したのが最後です。)
風邪を引きやすいと悩んでいる方に是非読んでいただければと思います。
風邪を引くメカニズム
そもそもどうして、人は風邪を引くのでしょうか?
これには免疫力の低下が大きく関係してきます。
人間の体は本来、ウイルスが中に入ってきても、それに対抗できるようになっています。
しかし免疫力が低下している状態では、体内でウイルスに対抗することが出来ずに、風邪を引いてしまうんです。
免疫力が高い状態=風邪を引きづらい
免疫力が低い状態=風邪を引きやすい
筋トレが風邪を引きやすくする理由
「体にストレスがかかる」
これこそが、風邪を引きやすくする大きな原因です。
例えばスクワットを行うと、日常ではありえない負荷が足にかかります。
これは人間の体にとって大きなストレスです。
そして、人はストレスを感じると、コルチゾールというストレスホルモンを分泌します。
このコルチゾールが厄介者で、免疫力の低下をもたらし、風邪を引きやすくさせてしまうんです。
筋トレをしても風邪を引きづらくする方法
ストレスをなるべくゼロに近づけることが、風邪を予防する上で大切になってきます。
ただ、ストレスを一切感じずに過ごすのは不可能な話で、筋トレ以外にも必ずストレスはかかってしまいます。
だからこそ外から栄養を摂取して、免疫力を高めることが非常に大切です。
風邪を予防する上で大切なことは以下の記事をご参照ください。
読むのが面倒という方は以下の要約を読んで頂ければと思います。
・ビタミンAの摂取
→粘膜を保護して、外からウイルスが入るのを防ぐ
・ビタミンCの摂取
→免疫力を高める
ビタミンCは白血球などの免疫物質を作る材料になるため
・タンパク質の摂取
→免疫力を高める
ビタミンC同様、免疫物質を作る材料になるため
・腸内環境を整える
→免疫力を高める
腸内には体の70%もの免疫細胞が集まるため
風邪を引いてしまった場合の対処法
風邪を予防して、風邪を引かないのがベストなのは言うまでもありません。
しかし、気をつけていても風邪をひくことは誰にでもあります。
そんな時に一刻も早く風邪を治すために、以下の4つの方法を実施していきましょう。
- ビタミンCの摂取
- タンパク質の摂取
- 水分補給
- とにかく寝る
ぼくは基本的にインフルエンザなどではなく、一般的に風邪と呼ばれる症状の場合は風邪薬を飲む必要はないと考えています。
40度以上の高熱や3日以上熱が下がらないという場合は医師の診断を仰ぐことを奨めます。
1.ビタミンCの摂取
風邪を引くと、白血球などの免疫物質が使われて、ウイルスを撃退しようとします。
つまり、風邪を引いて、何も栄養を取らなければ、体内の免疫物質が不足してしまうということです。
そこで早く風邪を治すためには、体の中の免疫物質を多くする必要があります。
風邪を引いてしまったら、ビタミンCを4g〜5g摂っていきましょう。
過剰摂取とか心配ないの?と思うかもしれません。
以下のような水溶性のビタミンCであれば、尿として排出されるので、過剰摂取の心配はありませんよ。
2.タンパク質の摂取
タンパク質もビタミンCと同様に、免疫物質を作ってくれるので、風邪を引いた際にもおすすめです。
風邪を引いている時に、お肉などの固形物からタンパク質を摂るのは難しいと思います。
そこで、プロテインを飲むことを強くおすすめします。
ぼくも風邪を引いた時にプロテインには本当に助けられました。
プロテインに関しては以下の記事をご参照ください。
3.水分補給
風邪を引いた際に水分補給が大切な理由は2つあります。
1.脱水を防ぐため
2.代謝を高めるため
1.脱水を防ぐため
風邪を引くと、体温を維持するために汗を大量にかきます。
すると、汗で水分が排出される分、脱水症状を招いてしまいます。
脱水症状になると、めまいやけいれんを引き起こしてしまう可能性があります。
このようは脱水状態を防ぐためにも、水分補給は大切です。
男性であれば2リットル、女性であれば1.5リットルは最低でも飲んでいきましょう。
2.代謝を高めるため
代謝とは「食べたものを消化吸収して、エネルギーを作り出す」といった体の働きを表します。
こういった代謝の過程では体内の水分が使われます。
つまり、免疫力を高めようとタンパク質を摂っても、水分が足りなければ、うまく代謝が行われないということです。
風邪を引いている時でも効率よくエネルギーを作り出すためにも、水分補給をしていきましょう!
4.とにかく寝る
寝ている時に体は回復します。
ビタミンC、タンパク質、水分を取ったら、早急に寝て回復に努めましょう。
個人的に8時間は寝られると良いと感じています。
寝ないと治る風邪も治りませんよ!
筋トレをすると風邪を引きやすくなるから注意しよう
「俺は筋トレをしてるから、他の人より風邪をひきづらいんだ!」
「私は昔から筋トレしているし、風邪なんか引かない!」などという考えを今すぐ改めましょう。
筋トレでストレスがかかる分、風邪は引きやすくなります。
ただ、筋トレは体をかっこよくする、姿勢を正す、自信を持てるようになる、など数多くのメリットがあるのも確かです。
そのため、筋トレをしながら、風邪を引かないための予防をすることが大切です。
栄養の摂取、水分の摂取、休養などを大切にして、風邪から身を守っていきましょう!